革のこと

革って奥が深いです。

革といっても

革を作っている会社はいくつもあります。

 

革ってもともと「原皮」という

いわゆる

動物の皮を剥いだ状態から

人の手(加工)が加わって

丈夫で長持ちする

「革」へと変わっていくんですね。

 

「皮」を「革」へと加工する過程に

タンナーと言われる業者をたどるんですが、

そこでいろいろな種類の革が生まれます。

いわゆる「なめし方」っていわれるやつです。

 

もちろん牛、馬、豚などの革の違い。

ステア、キップなどの性別、状態、部位もありますが

違いが出るのは、その加工方法がタンナーによって

ことなる「なめし方」に個性がでます。

 

まずなめし方自体にもいくつか方法があって

皮から革へ変えていくために、液を繊維に浸透させます

大きく分けて2種類あり、どちらも一長一短あります。

 

・タンニンなめし

植物性のタンニン(渋)で伝統的な方法。見分け方は、

革の切り口が革の色。熱に弱い。丈夫。

・クロムなめし

合成剤(クロム)でなめす。現在広く扱われている方法。

伸びがよく、熱にも強い。切り口は青白くなる。

 

上記にさらにオイルを加えるといわゆる

オイルレザーになります。これを「なめす」というのかはちょっとわかりません。

 

そして

その液をどういった方法でなめすのかというと

一般的には「ドラム」といわれる、でっかい樽で

ナナメ式洗濯機のごとく、革をバタバタまわして

そこに液をすこし加えます。

 

しかしタンニンなめしの場合はその方法以外に、

「ピット槽」と呼ばれるでかいプールに浸すという

方法もあります。これは手間と場所の問題で

今では行っているところは数少ないものとなっています。

 

分量やなめす時間の違いにより、方法は同じでも

仕上がる革の表情は大きく異なります。

でもそこから表面の加工などによりさらに違いが出ているので

革はおもしろいです。

 

ちなみにブルーオーバーの靴は

マルコはタンニンなめしです。

そしてECサイトをみていただくと、

今のマルコは革が2種類あります。

これは同じ色だけども、革の種類が微妙に異なります。

ピット槽とドラムの違いです。

あと仕上げの処理も異なります。

大枠としてはタンニン仕上げの天然皮革ですが、

表面の光沢感や革の伸び感など少しことなります。

 

こういった違いで革を楽しむのもありではないかとおもいます。

やっぱり書き込むときりがなさそうなので、

また気が向いたら書き込もうとおもいます。

 

(ワタリ)