革のこと その1
ぼくからは、商品やショップ情報はもちろん、
ツイッターなどのほかに、
自身の勉強もかねて、靴の知識や、革のことなど、
工場や素材屋さんなど、現場に行って学んだこと、
さらに色んな本や、サイトで勉強したことなどを
ここに掲載していきたいとおもいます〜。
内容的に「そんなの知ってるぜ!ヘヘヘイ!」というかたも、
「へぇ〜、なるほど〜。」というかたも、
どうぞ、おつきあいください。
—————————————————————————
まずは、革のことから。
にんげんと革は、はるか昔からのつきあいです。
原始人のイメージって、
こんな写真のように、動物の皮を、身にまとったり、
袋や、道具につかったりしている感じですよね〜。
動物の皮を、そのままつかうと
くさってしまうので、それをふせぐために、
動物や植物の脂をぬったり、煙でいぶしたり、
木の皮からとった樹液につけたりして、
いろんなやりかたを試しながら、
革をつかいこなす技術も高めていったのですね。
いわゆる『なめし』( tan : タン )のはじまりです。
それにしても、その方法をみつけるなんて気のとおくなる作業です。
昔のひとの根気と、探究心に乾杯っ!(それを受けついで技術を高めた人にも!)
そして、いまは、
なめし職人(タンナー)の腕や化学薬品、機械の進歩によって、
みじかい時間で、たくさんの革を作れるようになりました。
日本で、革の製品が親しまれるようになったのは
1946年以降といわれています。
っと、けっこう、最近のことなんですね。
農耕が中心だったからでしょうかね?
はきものも、
ずっと『わらじ』『ぞうり』『下駄』をはいてましたもんね。
有名な革のメーカーは、ほとんど欧州・欧米ですね、
狩猟系民族という点が、関係しているのでしょうか。。。
ちなみに、
靴の起源は、ギリシャ・ローマのサンダル、
はたまた、ゲルマン人のブーツなどといわれています。
狩猟系民族…
つづく。
(モトヤシキ)
Tags: タンナー, なめし, ベジタブルタンニン, 日本, 栃木レザー, 植物なめし, 職人
関連記事
No related posts.