【水沢ダウン】2020デサントオルテライン マウンテニアとシャトルの比較
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水沢ダウン マウンテニア / MOUNTAINEER
DESCENTE水沢ダウン、オルテラインシリーズのなかでもハイスペックなマウンテニアが、2020年新入荷。
これまではシャトルモデルのみの取り扱いでしたが、みなさまからの熱い要望を受けての登場です。
ダウンジャケットの弱点は、ダウンパックを縫製する針穴でした。
ここから雨や雪が入ればダウンが水を吸って保温性を失い、さらにはカビの発生に繋がることも。
水沢ダウンはこのダウンパックを、熱圧着で作ることで解決。
表面の生地にも4方向へストレッチするDERMIZAXの防水素材を使用。
ダウンジャケットながら雨風に晒されても保温力を落とさ無い「防水」を実現しています。
さらに全ての光を熱に変える「ヒートナビ」という、防寒着としては魔法のような機能を備えたプロダクト。
それが毎年どの店舗でも売り切れが続く水沢ダウンです。
その中でも、ハイスペックな機能を備えた本格的なモデルが今回入荷した「マウンテニア」
しかし「じゃあいつも取り扱っているシャトルとの違いは?」
と、自分もアイテムを見ながら首を傾げて思いました。
シャトルモデルの日記はこちら
↑ マウンテニア ¥100,000 + tax
↑ シャトル ¥88,000 + tax
まず先に述べておくと「好みの見た目を選んでよし」というのが個人的な意見です。
どちらでもいい、というネガティブな意味ではありません。
どちらもダウンジャケットとして優れた性能を持ちながら、街仕様と本格的な山アイテム両方の特性をもつ水沢ダウンシリーズ。
程よいバランスを保ち、どちらにも対応可能なアイテムゆえに「どちらも万能です」としか言いようがないのです。
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シャトルとマウンテニアの比較
水沢ダウンの持つ特性としてあげられる基本性能は全く同じ。
防水、防風、DERMIZAXのストレッチ素材。
もちろん水沢ダウンの特徴でもある「羽抜しにくい熱圧着」は共通。
大きな違いは、デザイン的な仕様を除けばフードシステムの部分になります。
シャトルのフード
シャトルにはBOAシステムによりダイヤルを回してフード全体の締め付けを自由に調整が可能。
強い風や吹雪などにも対応可能。頭全体を締め付けることでより一層防寒性も高まります。
BOAシステム自体は、スニーカーでも採用されているあのシステムと同じものです。
マウンテニアは、パラフードという仕様で通常フードがジップで塞がれた状態に。
フードのジップを閉じた状態
フードを開いた状態
雨や雪がフードにたまることがない仕様。必要があれば片手で開閉が可能な滑らかなジップですぐにかぶることができます。
ドローコードにより絞って強い風にも対応可能。
システムは違えど、大きな機能としての制限はありません。
前面デザインの違い
水沢ダウン マウンテニアの前面は止水ジップ。
シャトルはジップをみせない被せの仕様という違いがあります。
シャトルはよりミニマルな印象。
フードのドローコードなど、アクセントとしてマウンテニアは表情があるデザインと言えます。
↑マウンテニア
↑シャトル
一応、シャトルは水沢ダウンの中では最軽量モデルとなっていますが、その差はそれほど大きく差はありません。
体にフィットする細めのシルエット。元から軽量の素材とダウン。しかもストレッチ素材のためもたつく印象はなし。
裾部分に、スキーウェアなどに使われる「パウダースカート」があるのもマウンテニアの特徴。
裾からの風雪もガードします。
マウンテニアとシャトルの比較まとめ
シャトルをベースに考えると
- マウンテニアにだけある機能
- 必要なときだけフードを開くパラフード機能
- 裾からの風雪を防ぐパウダースカート
- 止水の前面ジップポケット
若干、マウンテニアは実際の山での使用も念頭に置かれた本格的な機能が搭載されています。
ただしそれは大げさにならず、必要な時にだけ寄り添ってくれるような奥ゆかしさがあります。
前面に出た止水ジップやドローコードは少しカジュアルな印象があり、前面を開けて着てマウンテンパーカーのような使い方をしてもカジュアルに決まります。
シャトルもマウンテニアも、どちらも優れた性能を持ち、千差万別な「好み」というものに左右されてご購入いただいても後悔することはないアイテムです。
もちろん、価格が大きいものなので悩まれるところもあるかと思います。
そのお時間もぜひ楽しみながらご検討ください。
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