【イベント】開催迫るM.O.T.E.展。ハラダ店長がM.O.T.E.氏に直撃!
以前のNIKKIでもチラリと告知した、M.O.T.E.さんのイラスト展。
開催が来週の土曜に迫って参りました!
今回は博多の夜を使い果たしたM.O.T.E.氏とハラダ店長。そのインタビューを公開!
このNIKKIを読めば、M.O.T.E. Illustration Exhibitionを軽く3倍は楽しめる内容にしています。連休のお供にどうぞ~
- M.O.T.E.イラスト展 at struct
- 1/13(土)-1/28(日)
- PEANUTS風CDジャケットイラストでストラクトをジャック!
- コラボグッズを作成します
M.O.T.E.氏へのインタビュー
㋲ート「無職ですね」
㋩「いやいや、ちゃんとイラスト描いてるからね!」
㋲「始まりはと言えば、まあその昔、病んでたときに…」
㋩「そんなもんブログに書けるかぁ!」
㋲「憎しみのかたまりだったんですよ。なんかあったわけでもないんですけど、ルサンチマンをため込んでいたわけですよ。それが殺人とかに向かずに、使ってないパソコンでなんか作ろうって風になったわけですよ」
㋩「それ、なんぼのパソコンやったっけ?」
㋲「1万円です(笑)」
㋲「シリアルキラーの写真でコラージュを作ってました。
そこで、ももクロ期に突入して。CDジャケットをももクロにしてパロディ作品を作っていた。
その延長線上で、ピーナッツとCDジャケットを掛け合わせる作品が生まれた」
First Love / 宇多田ヒカル
twitter上で話題を呼んだ、PEANUTS風First Loveジャケット
㋩「そんな中で、YKOさん(ホームページ)とインターネットで知り合って?」
㋲「そうですね、それはでかかったですね。福岡で展示して、京都の立誠小学校で展示して。最近は東京でも」
㋩「あとは…PUNPEEさんが好きなんすよね?」
㋲「そうすね。PUNPEEさんの絵を描いたらいつの間にやら仕事させてもらったりして。アートワークを担当したりとか」
RENTAL'S / PUNPEE
TSUTAYA限定盤
- M.O.T.E.氏 まとめ1
- 憎しみの塊だった頃、パソコンで創作をスタート
- シリアルキラーコラージュ、ももクロCDジャケットの作風を経て、PEANUTSとCDジャケットを掛け合わせる作風に辿り着く
- これまで福岡、京都、東京でユキオ氏と合同展示
- PUNPEE氏のTSUTAYA限定アルバムのジャケットなどのアートワークを手掛ける
ピーナッツ風を始めたきっかけ
浮気なぼくら / YELLOW MAGIC ORCHESTRA
㋩「なんでPEANUTS風をはじめたんですか?」
㋲「ガッカリさせましょうか?
まずアートにそこまで造詣が深いわけじゃなくて。そもそもペンタブも持ってないからノートパソコンのタッチパッドで線を引いてて。そしたら変な線になる…カクカクブルブルなるじゃないですか。
それがシュルツ(PEANUTSの原作者。Wikiへのリンク)の線に近いんじゃないかなって」
㋩「デジタルだけど手書きっぽくなるっていうことか。じゃあ元々スヌーピーがめっちゃ好きとかではないんや」
㋲「特別な思い入れはなくて、普通ですね。本とかは持ってたりとか…勿論素晴らしいと思ってるけど」
㋩「今もその手法で作ってるん?」
㋲「いや、それは無理だと気付いて。最近は手描きでざっと描いた線を消しゴムで削ってシュルツっぽさをだしてます。その後はデジタル」
㋩「あの線ってそうやって作ってたんや!」
㋲「僕は職業イラストレーターじゃないし、線を描いた後の色んな加工が楽しいからやってる感じ」
㋩「なるほど。じゃあかけあわせてるCDは? どういう基準で選んでるんですか」
㋲「自分の趣味でやりたいけど、(マイナーで)誰も反応してくれないから。ベタに誰もが知ってる名盤もやりますし。あとは作業中に偶然聞いてたものとかを選んでますね。大前提として、題材にしてるのは勿論全部自分が好きな作品ではあります」
㋩「自分の作品の中で特にお気に入りってあります?」
㋲「this heat好きですね。青地に、ただTHIS HEATって書いてあるだけじゃないですか。絵すら書いてないし。フォントさえ持ってれば誰でも作れるけど、今までぼくがピーナッツ風で何個か発表してきたから成立してるっていう。
ニヤニヤしながらつくりました」
This Heat / This Heat
- M.O.T.E.氏 まとめ2
- ノートパソコンを用いる制作環境から、シュルツのような線に辿り着く
- PEANUTSのことは素晴らしいとは思っているが、特別好きというわけでもない
- 題材にしているジャケットはM.O.T.E.氏の好きなものや、作業中に聞いていたCD
最後に、今後の活動について
㋩「これからどういう活動していくんですか?」
㋲「『地獄の沼』っていうチームを作りたいです(笑)」
㋩「わろてもうてるやん! それは何? グラフィックを作るチーム?」
㋲「グラフィック、アニメーションとか。作る物はなんでもいいです。お金を稼ぎたいとかでもないし」
㋩「で、地獄の沼の言葉の意味は?」
㋲「人が多い…博多で、1人で『地獄の沼や~』って言葉が出てきて。それが由来ですね」
M.O.T.E. Illustration ExhibitionではPEANUTS風新作も! 在廊日もあります。
そこまで長いインタビューではありませんが、M.O.T.E.氏の癖のある雰囲気を濃厚にお伝えできたのではないでしょうか。
会期中はstruct店内をM.O.T.E.氏のイラストでジャックしていただく予定。新旧含めて、見応えのある作品数です。
そして1/27(土)、1/28(日)はM.O.T.E.氏が遥々福岡からstructへ!
インタビューを読んだら分かる通りのM.O.T.E.氏独特の性格と、ポップな作品群のコントラストの面白さ。是非在廊日を狙ってイラストを見に来てください。
(イツキ)
- M.O.T.E.イラスト展 at struct
- 1/13(土)-1/28(日)
- ピーナッツ風CDジャケットイラストでストラクトをジャック!
- コラボグッズを作成します
M.O.T.E.×blueover コラボTシャツ
◆struct address
※地図の画像をクリックするとGoogle mapが立ち上がります
1Fにレディースのショップ、2Fに鞄のショップとギャラリーがある
白いビルの3階公園側にストラクトはございます
●大阪市営地下鉄・御堂筋線「淀屋橋駅」13番出口から徒歩 約10分
●大阪市営地下鉄・四ツ橋線「肥後橋駅」7番出口から徒歩 約5分
●周辺に「コインパーキング」がございます
≪ご注意ください≫ 専用の駐車場はございません。
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