【開催延期】オーダー靴と雑貨のブランド”トロンコ”、受注会を大阪初開催！

イベント延期のおしらせ
新型コロナウイルス感染症拡大の状況と、お客様の健康被害への影響を考慮し、開催を延期することとなりました。

スタッフのいつきです。

オーダー靴と革雑貨のブランド”tronco”さんのオーダーイベントを開催します。

今回のNIKKIはblueoverのデザイナーが執筆。

同じく靴のブランドをする立場から、troncoさんにオーダーイベントを依頼した経緯などを記しています。

troncoオーダーイベント
~~4/18(土)、4/19(日)ストラクトにて開催。両日ともtroncoの立花さんが在店されます~~
~~※4/18(土)16:30～、4/19(日)12:00～在店~~
~~イベントではモデル、サイズ、カラーをオーダーしていただくことができます。~~

イベント開催にいたるまで。そして、troncoの靴のこだわりと魅力。

「ブルーオーバーに似た雰囲気だな。」

手に取ったときの印象でした。

~~４月の１８日～１９日にかけて、靴ブランド「tronco」さんのオーダー会を開催することになりました。~~

延期とさせていただきます。

主催者の立花さんは東京浅草で活動されており、主に関東を中心にイベントを開きながらオーダー靴や革雑貨を販売されている職人さん。通常はマルシェなどの市などで出展されているのですが、今回縁があってストラクトで開催することになりました。

初めて見たときの靴の印象は、ベーシックなモデルたちの中にのぞく、こだわりと空気感。つま先がポッコリした丸みを帯びたフォルムはどこかブルーオーバーのマイキーに似た印象。フィッティングはつま先のシルエットはゆとりがありつつも、履くと「甲とかかとでしっかりとホールドする設計」となっています。

製法はマッケイ製法を採用。しなやかさがあり、返りがよい履き心地。ソールも交換できるので、しっかりと経年変化を楽しめます。

そしてなにより私が驚いたのは靴に使用しているアッパー材でした。話を聞いていくと、この靴に採用されている革はキップヌメとのこと。

ヌメ？

手に取っているのは色が入った靴でした。話を聞いていくと、なんとトロンコさんの靴たちは立花さん自身がオーダー後に刷毛で塗っているとのこと。しかも製作過程で３回にわたって加工をしている。

なんという手間暇！

一回目はパーツの段階。二回目はソールを張り合わせた段階。３回目は発色を抑えるために染料を塗り、ふき取る。そうすることで染め独特の「色味」と履きこむことで色の「むら感」を楽しむことができるとのこと。加えて靴紐もコーヒーで染めたオリジナルのシューレース！

ベーシックなデザインはいつまでも履き続けられます。ですがトロンコさんの靴はそれだけではなく、アッパーにもソールにも長くはき続けられるような楽しみを落とし込んでくれています。愛着が沸くような仕掛けが盛り込まれた靴。それは彼女自身、手がける靴や雑貨を「暮らしの中で人と人をつなぐ道具」として捕らえており、そういった点も自分たちと共感する部分でした。

４月の１８日、１９日。トロンコさんのこだわりがつまったオーダー靴の受注会を開催します。普段は関東でしか見られないですが、今回初めて大阪で開催することになりました。二日間、立花さんも在店していただきます。手間隙を十分に注がれて生まれた靴たち。皆様には、一度みていただきたい靴たちなので、ぜひストラクトまで足を運んでいただければと思います。