【新入荷】wislom(ウィズロム)/THEO
素材開発から服作りを行う、元マーガレットハウエルにて企画デザインを担当していた内藤氏が手がけるブランド、ウィズロムよりフォーマルな佇まいにも対応するワークジャケット「THEO」が届きました。
¥42,120(税込)
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wislomを紹介するときに、枕詞にもなる「素材開発」という言葉。
いうのは簡単なのですが、技術的にはもちろん、工場を持たないデザイナの物作りにおいての源流であり、一番難しい分野でもあります。
大きな会社であれば、開発に資金投入をし大量生産、各ブランドへ素材提供を行い、その各ブランドはその素材で商品開発を行う、というサイクルを行うことができます。
wislomはそうした大きなサイクルを、一つのブランドの中で完結しています。
それだけ、デザイナーが思う「理想の素材」への道のりは険しく、ウィズロムのアイテムに置ける素材開発の比重は大きなものになっています。
このTHEOに使われている生地「KOMFOR」も、そんな理想を求めて作られた生地の一つです。
「表をウール65%、ナイロン35%。裏をコットンの右撚り(通常の逆)糸を使ってリバーシブル天竺生地。通常は22ゲージで編むバランスのところを、28ゲージのハイゲージで編んでいる高密度な天竺。裏側のコットンを起毛させた秋冬向きの生地」と説明にありますが、多分ほとんどの人がさっぱりかと思います。
THEO、パターンはワークジャケットの仕様。
大きなポケットに、アームホールや腕のパターンもざっくりとしています。
しかし、このウールとナイロンのハイゲージの表情はとてもフォーマル。
いやらしくない程度の光沢と、ふくらみのある生地。裏は丁寧なパイピング。ボディーのシルエットもふくらみ過ぎず、すとんと美しい。
テーラードのような品と、さらりと羽織って姿になるワークジャケットの気軽さが兼ね備わったような、まさに他には真似のできない表情のアイテムになっています。
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公式サイトには表記されていないのですが、ストレッチ性も感じて腕周り、肩周りに窮屈さがありません。
大きなポケットには隠しポケットもあり、携帯と鍵を別に入れられたり、バッグを持たずにさっとお出かけにも。
チャコールとブラウン。どちらもインナーにボトムスを選ばない、フォーマルにもカジュアルにも振れるカラーで、秋冬に一枚あれば重宝するアイテムです。
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Tags: 2018AW
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