カジュアルからビジネスまで幅広いワンダーバゲージのカバン

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ビジネスや日常におけるバッグ

WONDER BAGGAGE ワンダーバゲージはクラシカルな物が持つ普遍性と、現代のファンクションとの融合をテーマとして展開する、カジュアルバッグからビジネス向けまで、幅広いラインナップを展開する、日本製にこだわったバッグブランドです。

様々なブランドが脈々と伝えてきた、ビジネスやアウトドアなどの伝統的ともいうべきカバンに必要な要素を踏襲しながらも「今の時代に合った使いやすさ」というフィルターを通すことで、本来に必要とされる機能とは何かを探る。ワンダーバゲージはそうしたモノづくりをしています。

「現代性」といっても、新素材や新機能だけをただただ取り入れるのではなく、ワンダーバゲージは多種多様な素材や要素の中から、ビジネスであったり日常の様々なシーンにおいての、人の生活に本当に適した機能や革やナイロンといった、素材を選定しています。

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ワンダーバゲージは、現代において鞄というもの求められる役割は大きく2つの軸があると考えています。

ひとつは道具としての鞄。つまり、生活やビジネスを便利にするために生まれた、モノを運ぶための道具です。求められる要素としては、トートバッグや、ブリーフケースなどの型としての種類や大きさ、それに使い勝手が挙げられます。

もうひとつの役割は装飾品、ファッションとしての鞄。鞄そのものの造形の美しさ、素材の高級感やプレミアム性が挙げられます。
使い手の所有欲や価値観を満たすものです。この2つの軸はどちらも鞄に求められる役割として欠かすことができないと考えています。

一方はフィジカルな機能、もう一方はメンタルな機能と言い換えることができるでしょうか。

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数あるバッグはこれらの要素が上手にバランスを保ちながらショルダー、リュック、バックパック、トートなど、大きな枠組みはあれど、様々な姿となって星の数ほど生まれています。この要素のバランスをとることが最も難しく、ブランドとして、最も大切であると考えます。

前者のサイズや使用方法、用途といった機能面は、作り手である私たちから提案するものですが、後者の所有、価値の楽しみといったものは、持ち主が実際に日々の生活の中で使用し、長い時間を重ねることによって生まれるものと考えています。

したがって、私たちが提案する鞄はあくまで5年、10年といった時間軸で使っていただけることを思い浮かべながら、作り上げています。

丈夫で愛着の湧くGoodmansシリーズ

ワンダーバゲージのラインナップのうち、最もスタンダードかつアイコニックなシリーズがGoodmansシリーズです。

そのコンセプトは、「定番という限られた条件の中で、鞄に表情を与えること」

そして「使い手のライフスタイルに寄り添った鞄になること」。それらを生み出すために入念に細かな仕様を選定し、型紙、角の処理や大きさ、ハンドルの幅、厚み、位置関係を調整しています。

2wayトートバッグであれば、持ったときの地面からのカバンの位置。これは、持ち上げる、置くという動作の多いビジネス向けのトートであるからこそ、ミリ単位までこだわり試行錯誤を繰り返しました。

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Goodmansがメイン素材として採用しているのは、日本製のバリスターナイロン。

この素材は、超強力糸66ナイロンを使用した生地で、元々アメリカの軍用防弾ベストに採用されたものです。一般的な420デニールのナイロンに比べ引裂き強度が約5倍あり、2520デニールの太さで織る事で更に強度を高めた生地です。

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一般的にナイロン素材はこのような表面に使われるマテリアルでそれぞれ種類分けされていますが、実際はナイロン生地そのものだけでバッグの素材として使用できるわけではありません。

縫い合わせる際に生地がまとまるように、必ず裏面にコーティングが施されています。通常、PU(ポリウレタン)加工といわれるものが主流で、Goodmansシリーズに使用されているバリスターナイロンにもこれが採用されています。PU加工により水の侵入を防ぐ弱撥水の機能も加わるので、バッグの素材として非常に頼りになる素材です。

このバリスターナイロン、簡単に言うと「ものすごく耐久性の強い生地」と言えるのですが、ただただ高スペックな素材というわけではありません。

例えば帆布や革のバッグ、セルビッジのジーンズが経年変化してゆくように、バリスターナイロンも使用を重ねてゆくうちに生地がしなやかになってゆき、独特の光沢やクタリが出るようになります。

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一般的には経年変化といえば天然素材ならでは特徴と思われがちですが、実はそういった要素も楽しめる素材としてバリスターナイロンを選んだという経緯もあるのです。

Goodmansシリーズの中でバリスタ―ナイロンと並んで特徴的な素材としてベジタブルタンニンレザーが挙げられます。3.5mm前後の厚口のものを使用しており、硬くて丈夫、伸縮性がなく型崩れしにくいことが特徴です。

使い込むことでどんどんとなじんでいくのは、タンニンレザーのもつ「革の楽しみ」と言えます。こちらも日本で鞣されたものを使用しています。

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バリスターナイロンのような高デニールのナイロンと革の組み合わせは、古いアウトドアのバッグでよく見られましたが、現在はあまり見られなくなりました。しかしこの構成には普遍的な美しさをがあると考え、Goodmansシリーズに採用することとなりました。

 

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Sunnyシリーズ

WONDER BAGGAGEを語る上でもう一つ欠かせないのがSunnyシリーズ。そのコンセプトは「大人がもつ気軽なバッグ」。例えばのんびりとした何でもない日曜日にふらりと出掛ける時に手に取ってほしいバッグです。

ストレスにならず、最低限の荷物を持ち運べ、尚且つ気分がほんの少し高まるようなバッグを目指し、素材選びに試行錯誤を繰り返しました。

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軽さだけを追い求めるとどうしても機能系素材になってしまいがちです。でもハイスペックなアウトドアギアに用いられるような生地は街で持ち歩くには少し大げさになってしまいます。ポピュラーな210デニールのナイロンオックス、超軽量ナイロンも素材感に少し物足りなさがあり…そんな中で採用されたのがコットンのような質感のナイロン素材。

繊維の打ち込みに方向性を持たせ、毛羽立つように加工してあります。その毛羽立ちがコットンのような質感を生み出し、風合いのある表情になっています。

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60/40クロスのナイロンが持つ無骨な雰囲気とはまた異なる柔らかい質感は、目指していた気軽なバッグにぴったりな素材です。重量も非常に軽量で、シワになりにくいという特性もあります。例えば旅行の際にラフにスーツケースやボストン、リュックなどに詰め込み、現地で使用するといった用途にも適しています。

実はこのナイロン素材は最新の生地ではなく、昔から存在していた生地なのですが、近ごろ見ることがなくなってしまっていたものです。鞄の生地の場合、トレンドや物性など色々な要素が絡み合うことで、使用されるものが限られてしまう場合が多く見られます。そんな中、時代とともに風化して忘れ去られてしまう生地も多くあります。

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Sunnyシリーズを立ち上げる際、生地メーカーのサンプルルームで膨大な数の生地を隅々まで見て回った中で、時の流れに埋もれてしまった、しかしながら魅力的な生地をたくさん発見することができました。Sunnyシリーズで使用されているのはそういった生地の中の一つです。ハイテク新素材が必ずしも正解、というわけではなく、用途や目的、使い手の利便性を考えぬいた上で過去の素材を見つめ直すことも作り手にとって不可欠な観点だと気づかされました。

 

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Activateシリーズ

WONDER BAGGAGEの中でもっともコンセプチュアルなラインがActivateシリーズです。国産に対するこだわりは残しながら、スペックを重視した機能的な仕様が特徴的なシリーズです。

その名の通り、「動き」や「移動」、「スポーツ」を意識した商品が揃っています。1stコレクションでは「スポーツ×ビジネス」「スポーツ×トラベル」をテーマとした3wayブリーフケースとボストンバッグをリリースしました。

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メイン素材にはコーデュラ1680デニール高強度ダブルシックスナイロンを使用。十分な耐摩耗性を保ちながら、裏加工にはPVCを施し雨や汚れにも強くなっています。特に汚れたウエアやシューズを持ち運ぶ際に活躍します。

続くセカンドコレクションではデジタルデバイスを持ち運ぶことに重点を置いたメッセンジャーバッグ、防水高機能3レイヤー素材を用いたロールトップ型のバックパックを発表しました。いずれのモデルも、現代を生きる私たちが必要とするアクティビティをサポートするギアとしてのバッグを提案しています。

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WONDER BAGGAGEを構成するどのバッグも、購入いただいたその日から使い手の生活に違和感なく寄り添えるような作りを目指しています。バッグだけではなく、あらゆるプロダクトはそこに人が存在しなければ意味は成さないと私たちは考えます。

人を介することで初めてモノに表情が生まれ、人に寄り添い、人の為のモノとなります。そういったモノづくりを続けてゆくことが最も大切なことです。

 

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