ワンダーバゲオと行く!ぶら〜り四国1周の旅! 其の参(高知編)
ワンダーバゲオと一緒に四国に行って参りました!
今回は其の参!高知・室戸岬から高知市街編です。
ちゃんとバゲオは出てくるのか!?
また食べ物の話ばっかりなのか!?
どうなることやら!
—–
室戸岬をあとにし、
次なる目的地である高知市内へと車を走らせる。
距離として85km。約2時間ほどの行程だ。
高知までの道のりも、
徳島から室戸岬への道と同様に
高速道路はないが走りやすく、
ときおり、海岸と「土佐くろしお鉄道」の線路が見えて楽しかった。
安芸市から香南市、さらに南国市を越えていく。
海が近いからか、車を走らせていて橋が多い印象だった。
徐々に交通量も増えて、
通り過ぎていく町並みもすこしづつ変わってくる。
18時を過ぎた頃に高知市内へと入る。
市街には路面電車が走っており、
道も大きくなり、交通量もぐぐっと増えた。
ばんばん路面電車が行き交い、
地元のナンバープレートを付けた車は、
すいすいとその中を泳いでいく。
慣れない道に少し戸惑いながらも、
路面電車と並走できて、すこし嬉しく思う。
なんとか迷うことなく、この日の宿に到着。
美味しい物をたくさん食べたかったので、
予算はそっちにまわすため、
お手頃なビジネスホテルに泊まる事にしていた。
荷物を降ろし、一息つく。
心地の良い旅の疲れと、
はっきりとした空腹を感じる。
さぁ、高知の美味しいものを食べるぞ。
ホテルから商店街が近く、
その中にある「ひろめ市場」で
晩ごはんを食べようと思っていた。
「ひろめ市場」は色んな人からオススメしてもらってたので
とても楽しみにしていた場所だ。
向かう道中、営業が終了しシャッターが閉まっている
商店街の中で人々が集っていた。
なんだろうと思いワクワクしながら近づいていくと、
それは「よさこい祭り」の練習の為に集まった方々だった。
皆、チームのTシャツを身にまとい、
ハリのある声が印象的なお姉さんの指示に従い練習している。
商店街を歩くなかで3チームほどの練習風景を見かけた。
たしかに人数も多いし、声や音を出したりするので、
お店が閉まったあとの商店街は、練習にちょうど良い。
商店街も地元のために、場所を貸したりして素晴らしいなと思った。
チームのメンバーは、比較的若めだが、
老若男女が入れ混じって練習している。
祭りの練習は、とても良いコミュニティだと思う。
実際に中に入って練習をしたわけじゃないので、
あまり変なことは言えないなと思うけれど、
世代や性別を越えた交流があって、それはとても大事だよなと感じた。
その雰囲気を動画でも。
観光名所の「はりまや橋」の近くにあった「顔パネル」。
見つけたら必ずやりたくなる。
おりょうさんの気持ちになって龍馬を見つめてみた。
いよいよ「ひろめ市場」に到着した。
市場という名前から、
魚屋や肉屋、八百屋などが立ち並んでいる“いわゆる市場”、
その中に食事が出来る所があるのだと想像していた。
だが「ひろめ市場」は、
その想像とは全く違っていた。
お店はたくさん立ち並んでいるのだが、
魚屋とか八百屋ではなく、全て飲み屋なのだ。
もしくは「飲むためのアテ」を出していたり、
飲んだあとの〆のラーメンを提供している店もある。
その、なんていうのだろうか、
市場全体が飲み屋街なのだ。
一般的にいうと◯◯横丁みたいな感じだろうか。
しかし、その横丁とも違っている。
しかも、店々の軒先に数脚のカウンターはあるのだが、
それ以外の通路自体にテーブルが並んでいる。
いわゆる“フードコート“のように。
そうだ。まさに“飲み屋のフードコート”だ。
率直にそう思った。
でも、なんていうんだろう。
作られたショッピングモールの
あのその“それ”とは違っていて、
とても素晴らしくソウルフルだった。
そんなソウルフルな場所に出会えた事に心躍りながら、
まずは、どんな店があるか確認する為に一周し、
食べたいものに目をつけ、それを手に入れてから席に着く事にした。
食べたいもの。
まずはもちろん、「鰹のたたき」だ。
初鰹と戻り鰹の時期だと最高だったが
そんな我がままな事は言わない。
ここに来る事が出来ただけでも幸せだと思おう。
鰹のたたきは、噂に聞いていた「明神丸」にて、
食べたかった「塩たたき」と「タレのたたき」を注文。
目の前で新鮮な鰹を豪快に藁で焼いてくれた。
火の熱気が、食欲にも火を付ける。
鰹のたたきとビール。たまらない。
こ・れ・は・たまらない。
「塩」も「タレ」もどちらも絶品だった。
大げさかもしれないが、
今まで食べた事がある「鰹のたたき」とは違っていた。
藁焼きの薫製の様な香ばしい旨味。
新鮮な鰹のモチモチ感。
食べた瞬間、目を見開くくらいに美味しかった。
余談だが、今回の旅で、
この写真の「鰹のたたき」しか食べなかった。
高知なら、どこでも食べられるだろうと甘くみていた。
今でも非常に心残りに思っているが、
だがしかし、また高知を訪れる理由には、なった。
そしてひろめ市場では、
もうひとつ食べたい物があった。
「ひろめで安兵衛」の餃子だ。
市場は、さっきも書いた通り、
「飲み屋のフードコート(ソウルフル)」だから、
好きな物を買って、好きに飲める。
店で注文したら、番号札を渡してもらい、
どのあたりに座っているかを告げる。
そうすると席まで出来たてを持ってきてくれる。
なんていう羨ましいシステムなんだろうか。
ちなみに皿やグラスも市場の係が取りにきてくれる。
なんて居心地のいい場所なんだろうか。
安兵衛の餃子は、フライパンで揚げ焼かれていて、
皮はかりっとしている。
中の具は細かく刻まれていて、皮にしっかりと包まれている。
味は野菜がしっかり入っているため、ほんのり優しい味。
揚げ焼きされた皮とその具の調和が美味しかった。
その他にも、席の近くの店で、
「じゃこ天」や「あおさの天ぷら」、
「土佐の田舎寿司」などに舌鼓を打つ。
ご覧の通り、タコ坊主ができあがってしまった。(酒は弱い)
たくさん飲んで食べてもお手頃だった。
こういうところも、ひろめ市場の魅力のひとつでもあると感じる。
あと地元の人がたくさん来ていたことも良いことだと思う。
作られた観光地的な場所には、いつだってうんざりしてしまう。
カメラを持っていたためだろうか、
まわりの常連風の人たちに声をかけられ、すこし話をした。
やはり南国の血なんだろうか。とても気さくで 楽しかった。
他にも食べたい物(現地のラーメンなど)があったのだが、
腹が膨れて、これ以上もう入らない。
ひろめ市場は居心地が良かったが
21時までの営業だったので、
おとなしくホテルに戻ることにしよう。
夜中に腹が減ったら、
「鍋焼きラーメン」でも…と思っていたが、
ホテルに戻ったタコ坊主は
ほろ酔いで気持ちがよくなったまま寝てしまった。
次の日の朝は、桂浜に行く予定になっている。
—–
ということで旅日記、今回はここまで!
続きはこちら!☟
ていうか、また今回も食べ物の話ばっかりで、
バゲやんが1回も出てきてないやんかいさ!
出てきたのは酔っぱらったおっさんだけ!
テヘヘ!
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