“毎日のシャツ”オーダー会 ~ストラクトオーダー風景編-

イツキです。

昨日まで開催していた、シャツのフルオーダーイベント。

お越しいただいたみなさん、ありがとうございました。わたしも、皆さんがオーダーしているのを隣で見ていて、一緒に悩むのが楽しかったです。

(楽しかったので、最後の最後に窪田さんにお願いしてわたしもオーダーしてしまいました)

イベントを開催した週末、私が慌ただしくしていたので、逐一写真を撮ることはできませんでしたが、オーダー風景の一部をご紹介します。

採寸風景

採寸されるとき、なんとなく背筋がのびて、どこを見たら良いか分からない気持ちになります。

写真にうつっている採寸中の皆さんも、どこを見ているのか?視点がどこかに定まって、背筋が伸びています。

それと共に、皆さんちょっと楽しそう。

身体にメジャーをあてられるのも、普段見慣れない、何か角度をはかるための器具を見るのも、窪田さんとのお喋りも楽しいからですね。

というわけで、終始和やか。

たまに、「右肩の方が出てますね」なんていう、窪田さんの指摘も聞こえてきます。自分の身体が左右対称ではないのを確認できる機会というのも稀です。

生地選び

オーダーシャツの醍醐味、生地選び。

多くの皆さんが、夏に向けてなのか、スタンダードな一着を求めているのか、白い生地を選ばれていました。

ただ、一口に白と言っても、この場合できあがったシャツではないので様々な選択肢があります。

コットン100%なのか、麻が入っているのか。麻が入っているものを選ぶにしても、どれくらいの分量入っているのが理想なのか。もしくは麻100%? 綿にしても、タイプライターがいいのか、それとも…

見本の手触り、色なんかを実際に感じて選びます。

色々と種類があるので、逆に悩んでしまった場合は窪田さんに「どう思いますか?」と意見を求めると的確にアドバイスしてくれます。

カジュアルがいいのか、フォーマルがいいのか。この生地を選ぶとどういう着心地か、どんな風なシャツができるのか。

その内に、これだ!と一つ決めることができます。

ディテールの相談


すでにholo shirts.窪田さんの仕立てたシャツを
5着持っているお客様。
この日着ている素敵な白シャツも
窪田さんの手によるものです。

オーダーする人によってディテールを決めるのが最後になるのか、最初から決まっているのかは色々です。

例えば、わたしの場合は「こんな襟にしたい」というのが一番に決まっていて、それにあわせて生地とボタンを選び、シルエットを決めました。

「そういう襟なら、こういう袖がいいんじゃないですか?」

「カジュアルなイメージであれば、ポケットをつけるとよりカジュアルになります」

「ポケットは、普段使いますか?」

など、窪田さんの言葉に導かれて、時には悩みながらもどんどんとディテールも決まっていきます。

大体、皆さんちょうど1時間くらいで、全ての工程を終えます。

全部決定したら、皆さんちょっとスッキリした表情に。

自分に似合うシャツについてや、シャツの色々な仕様について新たな発見も持ち帰っていただけたのではないでしょうか。

あとは出来上がりを待つだけ。また、シャツが到着したら着たところを写真に撮らせてください!

定期的に、窪田さんをお招きしてシャツのオーダー会をできれば。と考えています。今回オーダーしてくださった方もご都合が悪かった方も、どうぞお楽しみに。

ありがとうございました。

これまでのepisode

 
 

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