ワンダーバゲオと行く!ぶら〜り四国1周の旅!最終話

01

 

ワンダーバゲオと一緒に四国に行って参りました!

 

今回はついに!泣いても笑っても最終話です!

 

前回も食べ物の話と温泉だけで、

一回も出てこなかったバゲオ!

最後はどうなることやら!

 

・其の壱(徳島編)

・其の弐(徳島〜高知編)

・其の参(高知編)

・其の四(高知桂浜編)

・其の伍(高知城編)

・其の六(四万十編)

・其の七(愛媛・道後編)

 

—–

 

道後温泉で朝を迎えた。

今日は旅の最後の日。

 

朝食を宿で済ましたあと、荷物をまとめる。

今日で旅が終わっちゃうのかと少しだけ名残惜しくなる。

 

チェックアウトして宿を出発する。

それから少しだけ、道後・松山の街をドライブした。

高知と同じように路面電車が走っていたが、

また高知とは違った風情が楽しめた。

 

松山市内の信号の待ち時間が長かったので、

関西人の“いらち”な僕は少しだけイライラしてしまう。

愛媛の方はのんびりしている気質なのかなあぁと感じた。

 

松山をドライブしながら、

市内にある「伊丹十三記念館」へと車を走らせる。

妻が是非いってみたい!と言っていたのだ。

その存在は知っていたのだが、

おすすめされなかったら行かなかったかもしれない。

 

結果、行ってとても良かった。

近くの方や、今度松山に行かれる方は

是非行った方がいいと思います。

(実際、それからハマってしまい伊丹十三さんの作品を追ってみています)

 

80年代生まれの僕にとって伊丹さんの印象は、

映画監督ということだけだった。

しかもその映画は子供の頃にチラッと見ただけで、

ちょっと大人向けだったため、

今まで、ちゃんと観る機会がなかった。

 

記念館では、51歳に映画監督されるまでの

色んな伊丹十三さんが知ることができる。

しかもちゃんと「13」のコーナーに分かれていた。

 

当時、レタリングで明朝体を書かせたら右に出る者が居なかった伊丹さん。

俳優だった伊丹さん。

ドキュメンタリー番組やCMで才能を発揮させた伊丹さん。

いろんな魅力的な伊丹十三さんのことが知れた。

なんだこの人は天才じゃないか。

とても来てよかった。映画作品やエッセイを全部みようと思った。

 

エントランスで記念撮影。

一応、伊丹作品に出てくる演者のような感じで。

 

02

 

奥様の宮本信子さんが館長の記念館。

建物も素晴らしく、その建築を見る為に来られる方も少なくないそうだ。

 

03

 

なかにあるカフェ「タンポポ」で珈琲と甘い物をいただいた。

タンポポでは伊丹さんが好きだったお酒とかも飲める。

店内には直筆のデッサンなどが飾ってあった。

 

僕は十三饅頭。優しい甘さで美味しい。

伊丹さんがCMを撮っていた「一六タルト」で知られる、

一六本舗が宮本さんと作った饅頭だそうだ。

 

04

 

こちらは妻が頼んだ、記念館の形がモチーフのチョコレートケーキ。

フランスから取り寄せたチョコが使われている。とても美味しかった。

 

記念館では、随所にこだわりを感じたので

「見習わないと」と気が引き締まった。

 

05

 

もっとゆっくりしたかったが、帰らなくては。

 

松山を後にする。

 

松山自動車道から高松自動車道に乗り換え、

一路、高松を目指す。

高松で会いたい人がいた。

 

SNSでやりとりしたり、お店にも来てくださった方が高松いらっしゃる。

旅の最中、タイミングが合えば会いましょうとやり取りをしていた。

 

香川・高松に到着し、教えてもらったところまで車を走らせる。

無事に会え、お仕事中だったため少しだけ話をさせて頂き出発した。

気軽にこういったことがやらせて頂けるのはSNSのおかげだなぁと思う。

 

美味しいうどん屋さんを教えてもらったので、そこへ向かう。

 

わら家にてぶっかけうどん大盛りを頂く。

すごい量で僕もバゲオもびっくりする。

 

06

 

もう当分さぬきうどんを食べなくても良いくらい満足した。

 

さぁ、家に帰ろう。

07

 

名残惜しそうだったバゲオに、

帰る途中のサービスエリアで、

「飛んで帰って来れるだろうから置いていこうか?」と言ったら、

「ホ~」と悩んでいた。

 

僕もバゲオと同じ気持ちだ。

旅の終わりはいつだって名残惜しい。

 

またどこかへ行こうぜと声をかけ、

休憩を終わらせ家路につく。

 

ぐんぐん知っている景色に戻っていく。

旅から帰る時はいつも「自分の居場所」について考える。

 

見慣れた風景。居心地の良い場所。

自分が居ないと行けない場所はここなんだと実感する。

 

旅とはそんなことを考えさせられる機会にもなる。

 

次の機会にはどこへ行って、また戻ってこようか。

 

—–

 

ということで「ワンダーバゲオと行く!ぶら〜り四国1周の旅!」の

旅日記はここまでです!

 

お読み頂いた皆様、本当にありがとうございました!

またどこかへ旅に出た際はこうやって

記録していきたいと思っています。

どうぞよろしくお願い致します。

 

・其の壱(徳島編)

・其の弐(徳島〜高知編)

・其の参(高知編)

・其の四(高知桂浜編)

・其の伍(高知城編)

・其の六(四万十編)

・其の七(愛媛・道後編)

 

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